私の演歌バッグ〜Saint Laurent Niki

まずは演歌バッグとは…こちらのページを御覧ください。

note.com

以下引用。

ブランドバッグはレクイエムでもある
もしくは「頑張った自分へのレクイエム(鎮魂歌)パターン」もあります。

仕事を死に物狂いでやり切りました、買います
「フェンディ、ピーカブー」
辛かった学校を這いつくばって卒業しました、買います
「サンローラン、カバス」
退職日まで勤め上げました、買います
ディオール、レディディオール
裁判に勝訴しました、買います
「マルジェラ、5AC」

なんですよ…⚡️自分の心を鎮魂しなければいけない時が、あるんですよ。こちらも「埋める」わけではなく「気持ちをあげる」意味です。名誉の負傷の血の香りがします。過去の自分とはグッバイ・ララバイ、さよなら三角またきて四角なのです△□
引用元:

ブランドバッグは“演歌“である👜|自問自答ファッション通信|スタイリスト|note

まさに!こんな状態になりまして、私Saint LaurentのNikiを3月に購入しました!

ニキ (ミディアム/クリンクルヴィンテージレザー) | Saint Laurent

 

Niki購入のきっかけ

2021年の11月に行われたB'zのライブで稲葉さんが衣装でサンローランのシャツを着ていて、サンローラン、やっぱりリブランディングしてかっこいいな〜〜とサイトを眺めていたときに、Nikiと出会う。

 

www.ysl.com

Nikiは、現デザイナーのアンソニー・バカレロがサンローランの新しいアイコンバッグとして出したバッグ。
詳しいストーリー的なものはこちらに。

www.vogue.co.jp

カジュアルにも持てる、容量があるチェーンバッグが欲しいと思ってて、ステラマッカートニーのファラベラを買おうかどうか、ずっと検討していました。
お店で実物も見てたけど、思ってた以上にチェーンが重いのと、自分の普段の荷物を入れると形がちょっと崩れるのが気になって購入には至らず。

Nikiなら、形が固定されて崩れないかも!と思って、実際にお店でみたらめちゃくちゃよかった!

もちろん形は崩れないし、荷物がすごい入りそうな上に、チェーンバッグだけど軽い!革がものすごく軽いからというのもあるけど、肩掛けにするとチェーンの重さがあまり感じられない!(でも荷物入れたら重くはなるんだけどw)

見に行った日は赤チェックのスカートにGジャンだったのに、すごいしっくりくる。びっくり。こういうナイロンバック系が似合いそうなコーディネートにも合うことに驚き。
大きさも小さいもの(ベイビー)と少し大きめのもの(ミディアム)があり、私の荷物的に少し大きめのもの(ミディアム)がよさそう…となる。
が!ファラベラよりも価格が高くて、すぐ買います!とはならず…これはなにかあったとき絶対買おう、となったのが2022年の2月。

 

そしてレクイエムへ……

実は、2021年から1年かかった仕事が2022年の2月に世に放たれ、私の小学生の頃からの夢が2つ叶うことに。

ちなみに小学生からの夢とは…

  • 少女漫画の雑誌の表紙を作ること(小学生当時は表紙描き下ろしイラストを描きたいというノリ)
  • 自分の作品に推しの名前をもじったキャラだったり彷彿とさせるキャラを登場させ、それが本屋に並ぶこと。

という、2つ目は結構しょうもないというか…え!それが!って感じなのですが、私が小学生の頃に読んでいた少女漫画作品で結構あり、こういうわかるひとにはわかる暗号みたいな感じなのがすごくよく見えたんですよね。
割と自己顕示欲強めだけど、ファンとしては隠れたい私にとって、これが私的最上級の推し活の形で、憧れでした。
例:ひうらさとる先生の「ぽーきゅぱいん」高須賀由枝先生の「お日様カンパニー」真東砂波先生の「ペンギンの王様」などなど


厳密に言うと自分の作品ではなく、本に掲載される作例のひとつという形で、夢が叶いました!
どんな作例かというと、空想の少女漫画誌があり、その表紙を作り、かつ作品名や作者名も考えてください、というお仕事。
そこに現在の推したちが参加したオーディションの出場者たちの名前を参考に作者名や、彼らがもし漫画原作映画や作品に出るならどんな感じなのか…とか妄想して、架空の少女漫画雑誌の表紙を作りました。
正直いままでお金をもらう仕事の中で一番楽しかったです!!

 

できた表紙はこちら!

 

それに加え、2021年の11月12月くらいから「え、これ依頼する人間違ってません?私で合ってます??」的な思いも寄らない大きな仕事をやることになったり、1月からは働き方を変えたり、思ってた以上に仕事のいろいろで収入があったりして、3月に「あ、もうこれNiki、買おう」となり、購入となりました。
思ってたよりも「なにかあったとき」が、だいぶ早くきてしまいました。

 

いよいよ購入へ…!

購入を見据え、再びサンローランのお店に行った時、色が結構あるということを知り、色で悩むことに…

当初ブラックを購入しようと思ってたのですが、銀座三越の店員さんに「普段はデニムが多いです〜」とお話したら、「だったらBlackよりはこちらが…」と出てきたのが青みのグレー「Storm」という色。

 

色味はこちらのページがわかりやすい(紹介してるのは小さい方ですが)

oggi.jp

 

まず色名がかっこいい!ストーム、という色名を聞いてLUNA SEAの「Storm」が脳内に流れる。
確かに落ち着いてて、Blackよりはヌケ感があり、モノトーンコーデのアクセントにもなるし、薄い色デニムに合わせたときの「これ!」感がすごい。
でも、Blackのオーソドックス感もすてがたい……と悩んで、決めれず、信用できる人たちに相談することに。

相談したのは、
ハイブランドといえばこの人!という親友と
ファッション情報交換仲間でもある友だち姉妹、
そして自問自答ファッション講座主宰のあきやさん。

「Storm」と「Black」どちらが私らしいかを相談。

なんと4人全員、満場一致で「Storm」がよい、との結果!
理由は、デニムに合わせる、かつ、この大きさならこの色でしょう!との回答。

その結果に則り、無事に「Storm」をお迎えしてきました〜〜!

買いに行った日が、1年で一番財布やカバンの買い替えにいい日で、デパートや路面店の売り場がカオスになっていたのですが、無事にゲット。

どうやらNikiは、本国フランスや、海外では定番で人気があるのですが、日本での人気がイマイチらしく、みせてもらった店舗すべてで「お客様、とてもお似合いなのでぜひ!たくさん持って広めてください!」と言われる!笑 
セールストークだったとしても、店員さんにそう言ってもらえてとてもうれしかったし、謎の使命感を感じてます…。

 

こんな感じで、今年の春に買った稲葉さんっぽいSHUKADOさんのチャコールグレーのショートジャケットとも相性抜群で(あきやさん撮影)、アーティストTシャツにデニムだと、もう完全にアーティストの空港ファッション感がすごいです!
私が目指しているものに近づいている…!!

 

ちなみに使い心地は最高です!
私が持っている休日お出かけ用バッグの中で、一番使いやすいカバンになりました。

パスケースもイヤフォンも取り出しやすいし、折りたたみ傘も長財布も、ペットボトルも入るのに見た目スタイリッシュなのがすごい。

ポケットがない洋服のときでも、背面のポケットにスマホやハンカチを入れることができるので、すぐ取り出せる。かつそのポケットにマグネットボタンがついてて、パカパカしない。

そして肩掛けで持つとなぜか、あまり重さを感じないのがすごい。

本当に買ってよかった…!!

 

推しの衣装がきっけかけでNikiと出会い、またもやカバン購入のきっかけが推しになりました(笑)。

7月くらいに稲葉さんとNEIGHBORHOODがコラボしたTシャツが届く予定なので、それと合わせてライブに行きたいですね!(※そのためには8月のライブのチケットがほしい〜)

Nikiを日本に広めるべく(笑)、これからもおしゃれを楽しみたいです!!