【自問自答ファッション講座】を受けてみた…1

去年から自分の会社ではなく、取引先の会社へ出向して働いています。

いままでは何を着ても別に何を言う人もいなく、打ち合わせもほぼ同業種か、よく知ったクライアントさんとしか打ち合わせもなく、好きな服を着て仕事に行き、生活をしておりました。

私と実際に会ったことのある人はご存知の通り、普段は完全に「ど」カジュアル。ワードローブは数年前からほぼアダストリアのカジュアルブランド(特にJEANASIS+BEAMS BOY+少々のベイクルーズ+無印良品(要はルミネに入ってるお店)。
しかも数年前スーツを捨てて、セットアップスーツは持っておらず、捨てた数ヶ月後に急遽ジャケットが必要になってデパートで買うという体たらく…。

 

出向先がまさにオフィスカジュアルの人しかおらず、最初は周りに合わせようと半年間くらいオフィスカジュアルっぽい格好をがんばってみたのですが、毎日服を選ぶのがめちゃくちゃ辛くなってしまいました


当時のツイートはこちら。

 



出向先の社長がそんな私に薄々気づいていたのか「服装は自由でいいから」と朝礼で繰り返し言ってた&暖かくなったのをきっかけに、もう自分の好きなものを着ようと、ライブTシャツを解禁し、JEANASISで買ったギラギラなスカートだったり、柄パンツを履いていったら、心が驚くほど軽くなり、予想以上に私、洋服で精神保ってるんだなと思いました。

そして去年の後半から、出向先の取引先である異業種のクライアントさんとの打ち合わせに同席する機会が増えて、きちんとした格好で行かなければいけない?ということになり、打ち合わせにオフィスカジュアルっぽい格好で出席。
これが本当におもしろいくらい、打ち合わせでもテンションがあがらない。しかもデザイナーとして同席してるのに、相手の異業種の広報部・宣伝部の方々の方がクリエイターっぽい格好で、これはめちゃくちゃよくないのでは?と思いはじめ、どうすればいいのか悩んでいました。

 

そこで、数年前受けた百貨店のパーソナルカラー診断申込ページにパーソナルスタイリングサービスがあったことを思い出し、いろいろ検索をすると、いまはスタイリストさんが買い物に同行してくれるサービスもたくさんあり、ここはプロにお金を払って、心が死なないオフィスカジュアルを探すのがいいのでは?と思い、仕事の合間にいろいろ検索をしまくっていました。

 

ただ、これもサービスが、ものすごくたくさんあり、誰に頼めばいいのやら

そんなある日、たまたまnoteというコンテンツ発信サービスのトップに「#はたらくを自由に 投稿コンテスト受賞者発表」というのがあり、好きなイラストレーターさんが審査員で参加されていたのを見て、結果発表を読んでいいくと、「30代】10年間働いた会社を辞めてフリーランスになってやっと世界と両思いになれた話【女性の転職」というタイトルの文章が。

note.com


「やっと世界と両思いになれた話」って言葉が詩的でいいなあと、いうのと、会社員でスタイリスト??と思って、クリックして読んだら、まあ素敵!

特に

違う部署の先輩社員に悩みを相談したところ、こんな返事が返ってきました。「君がそんなに悩むことないんじゃない。お客さまはちょっと可愛いピンクのブラウスとか選んでもらって、嬉しい気持ちになれたらいいんじゃないの?」

 

私は驚きのあまり腰を抜かしてしまいました。

 

もちろん先輩は私の為を思って「あくまでも一例として」言ってくれたのは分かっていたのですが、私と先輩との「ファッションスタイリング」に対する熱意の温度差に驚いてしまったのです。

 

「ちょっと可愛い」「ピンクのブラウス」「とか」をどんな想いでお客さまが生きているかを知らずに「選ぶ」?

 

私はお客さまの服を選ぶときに、その方が「可愛い」を求めているのか「かっこいい」を求めているのか、ピンクが似合うのか似合わないのか、または似合っても着たいのか着たくないのか。ブラウスというアイテムを着るシチュエーションがあるのかないのか、サイズは?素材は?価格は?シーズンは?はたまたピンクのブラウスを勧められたことで「喜ぶ」のか「絶望する」のか?ピンクのブラウスを着たいというその気持ちは本物なのか、奥に想いが潜んでいるのではないのか?そんなことを永遠と考えながらお選びしているのです。

 

ここにめちゃくちゃ心を掴まれました。
この後も、キラーフレーズがガンガンでてきて、一瞬でこの投稿をしたスタイリスト秋谷さんのファンになってしまいました。
この人にお願いできたら、きっと私に合った服を選んでくれそう、と直感で思いました。

これを読んだ次の日から秋谷さんのnoteやブログを読み込み(笑)、【自問自答ファッション講座】という自分の好みをとことん追求し、そこからファッションコンセプトを決めて、服を制服化する講座を行っているとのことを知り、これは受けてみたい!と思いました。

(詳しくはこちら↓)

www.jimon-jitou.com

 

 

ただ、制服化することに関してちょっと抵抗感があったのですが、受けた方のレポートや、講座の後にいただけるファッションレポートを読むと、基本のセットに、さらにジャケットを加えたり、アクセサリーを加えたり、色物のトップスを加えたりというアレンジもしていい的な感じで書かれてたので、あくまで完全にそうしないといけない的な感じではないのか、と思い、意を決して「【自問自答ファッション講座】オンラインファッション講座」申し込みました。

 

(受けるまで長くてごめんなさい、次が実際に受けたレポートです!)↓

ya178.hatenablog.com